【第6回】資材の無駄をなくそう!
前回まではパソコンや通信機器などで、考え方を変えて電気代や通信費からみたムダをなくすと言うことに触れてきた。
さて、今回はもう少し範囲を広げてその他の倉庫(クローゼット)などに眠っている、しばらく使ってない物などについて整理したいと思うので、軽く触れておくことにしよう。
使わないものはシェープアップ!
「もったいないオバケが出るぞ~」
なんて言葉を子供の頃聞いたような気がする。
自分が大人になり、同じような感覚で使ってもいないものを「もったいない」と大事に大事に意味もなく意味もなくコレクション?している。
物置のダンボールを開けると、ああ!こんなのもあったなァと昔のプリンターの太い線をみて感激することもあるくらいだ。
私は転勤族と言われる分類だから、結構引越し毎に荷物の整理はしているつもりだが、ダンボール箱に入ってるものは開けずにそのまま引越し屋さんが運んでくれるので、ありがたくお願いして捨てずに解決するものも多い。
前回の引越しでは、このムダをなくすシェープアップ計画を考えていたので、結構思い切って使わない家財道具などは処分した。
その分、今は以前より一部屋少ないのだが、むしろ今の方が広々と部屋を使えている。
が、まだまだ問題は多くあるので改善が楽しみだ。
処分するものの定義を決める
さて、まずは押入れや物置に眠っている物がいるものかどうかの判断をすることにしよう。
直接見て、明らかに使わないもの(昔のプリンターのケーブルなど)や、使わないけど取ってあるが場所をとるものは「廃棄品」という箱に入れ梱包した日付を記入しておく。
この箱にテープで蓋をして一定に期間、開封しないで済むなら処分とする。
箱に入らないものはそのまま赤い付箋で日付を付けて、これも一定期間使わないなら不要品とする。
以上のようにどこかで定義付けた方法で処分しないと、貧乏性の筆者には思い切って処分するという事はなかなか出来ないのだ。
また、数ヶ月使ってない物も赤い付箋を貼って、使うときに付箋は剥がす。
つまり、一定期間使わないものは、その時点で付箋がついているので処分と判断するというルールを作ってみよう。使うものは付箋は剥がされているので見分けがつくだろう。
ただ、季節物の生活用品は半年以上使わないわけだし、以前使っていた事務用品や家財道具は半年使わなければ、なくても済む事になるので、その辺りを考えて期間を決めるようにしよう。
また、処分するには流石に勿体無いような、まだ価値のある物もある。
今回の場合、ネットオークションが趣味である友人に頼んで欲しい人に譲ることにした。
知り合いなどで欲しいという人がいるのであれば、もちろんそれも良いだろう。
意外とネットオークションでは、必要としてくださる方もいらっしゃるので、まだ使えるものを処分してしまうより心が痛まない。
このようにして物を減らすと部屋も片付いてくる。掃除も楽になる。
置き場所も省スペースで済むことになり、一部の家具も置かなくても済むようになるので、一部屋少なくても快適な生活空間が作れることになる。
ただ、処分する物を箱詰めしたり、不要と思われるものに札を貼った上で、一定期間保管が必要となり、この改善を行動に移してから現在の快適空間に改善できるまでは、6ヶ月から1年掛かってしまった。
悩めば「もったいない」という気持ちが増すので、思い立った時に行動開始するのが良いだろう。
処分してしまった後 本当に必要になった時には、また新しく購入すれば以前より性能の良い物に変えることが出来るので、事務周りやパソコンの周辺機器、眠ている電化製品などはこの機会に思い切って整理してはいかがだろうか?