【第7回】書籍や書類の整理
さて、出張から戻り時間がとれたので、また少し生活改善について考えて見ることにしよう。
大きなものはかなり整理がついてきた。しかし、ここで残って来ているのは書類や書籍の山だ。
ここ2年ほど前から、雑誌や小説などは電子書籍を購入するようにしている。
しかし、電子書籍が今現在でも充実していない状態で不満を感じる。
著作権などの問題もあるようだが、なるべく早い時期にすべての書籍が電子データ-で購入できる時代になってほしいものだ。
何れにしても、それは今後の事であり、今の問題は、過去に購入した書籍たちだ。
また、色々な製品のカタログや説明書も結構場所をとっている。
こんな書籍をデータ化してiPadで読める様にしようと一昨年から頑張っているのだが、すべての書籍を自炊するのもかなりの手間が掛かるのと、紙の本という形で残しておきたい物もあるので、未だに全ての紙が無くなった訳ではない。
この紙の電子化(自炊と呼ばれるもの)の方法などを、一旦ここでまとめておこう。
雑誌などの整理についての事だが、今は書類は電子データで見たほうが便利で場所も取らない。
また、クラウドなどで同期すれば、複数の端末で読むことも可能になる。
ここで、この電子化に出番となるのがドキュメントスキャナーだ。
スキャナーについては次回取り上げるとして、今回は作業の流れを書いておこう。
雑誌はもう一度ザッと目を通して、置いておきたい記事があればスクラップブックの容量で切り抜いてジャンル別に置いておく。
自分なりに読みやすい順番に並べてスキャンすれば、自分だけのスクラップ電子ブックの出来上がりだ。
また、PDFにしたあとでもAcrobatなどのソフトを使えば順番を変えたり見出しを変更したりするのは簡単に行える。(無料で配布されているPDF変換ソフトもあるようだ)
永久保存版などのつもりで購入した「紙でとっておきたい書物」は、今のところは一旦そのままで置いておく事にして、改めて改善方法を考えることにしよう。(これが現在でも残っているのだ)
カタログやパンフレットについてだが、実はこの種のものは自炊しなくても、メカーサイトなどに行けば、PDFのデータが配布されている場合も多い。
その場合は、データをダウンロードすればスキャンの手間は省くことが出来て目次もある綺麗なPDFで見ることができる。
廃版などになると入手困難になる可能性もあるので、現行のうちにダウンロードしておいた方が良い。
購入した製品の説明書についても、メーカーサイトで電子データが配布されている物が多いので、自炊にとりかかる前に一度訪問して探してみるほうが良いだろう。