【第13回】資源の無駄は結構ある
「見ないならテレビの電源を切りなさい」
子供の頃よく親に言われた言葉だ。
大人になり、職場でも・・・
「最後に出る人は、部屋の電気消しましょう。」
「最後の出る人は、エアコンの電源を切りましょう」
が、改めて今の時代を考えると、電源が入れっぱなしにしてある電気製品が結構ある。
★電気代の話
冷蔵庫などは子供の頃から変わらず、電源入れっぱなしになっている。また、換気扇やインターホン等普通に24時間電気が流れているものもやたらある。
テレビもHDDなどが内蔵されたり、レコードなどは留守録画用に電源は入れっぱなし。
ゲーム機やオーディーなどもコンセントは抜くことはなくなってきている。
そして、なんといってもパソコンの周りだ。
インターネットのために、いったい幾つの機器が取り付けられているのだ!
「タコ足配線はしてはいけません」と電気保安協会も言っているが、
実際はタコ足やイカ足どころじゃない。
いったい何匹タコがいるのだろうかというほどの線だらけになっている。
電気だけでもかなり改善の余地はありそうだ。
ガスや水道などは、もともと大した事がないので、とりあえず後回しにして・・・
という訳で、IT機器たちを見なおしていこうという前回からの企画で、この資源なる電気代、通信費を見直すことにしてほぼ1年取り組んでいる。
これは、少しずつの改善だし、まだまだ改善の余地はあると思う。
現在のところ、場所もスッキリして、コンセントの数もかなり減らすことが出来た。
電気代については、現在のところ1万円以上/月もの節約が出来ているのは確実である。
最近は暖房はほとんどエアコンをつけているのだが、帰宅時など部屋が冷えている時はガスストーブで急速に室温を上げてから、電気のエアコンに切り替えている。ご存知のとおり、エアコンは立ち上がりが非常に電気を消費してしまうのだ。
このようなこまめな節電を行なって、24,000円の一昨年の12月の電気代に比べ、昨年の12月分の電気代(今月支払いした分です)は、8,600円と1万円以上は節約できているが、1DKの部屋なのでまだ改善の余地はあるはずので順次取り組んでいる。
あ、この順次と言いながら、時間がかかっているのは、買い換えるタイミングなどがあるということだ。
★エコカーの話
現在、自動車が「エコカー」といい、まだ乗れている自動車を手放して、買い換えている方の話をよく聞く。
筆者は、この「エコカー」という言葉が流行りだした数年前に、エコの意味をよく考たら、「車を持たないことだ」という結論に達して、1年以上前から公共交通を利用した生活をしている。
車が必要な時はレンタカーを使えばいいと思いながら、現在でも一度もレンタカーを借りる事もなく、公共交通で十分満足している。むしろ渋滞がないとか移動中にも他のことが出来るなどメリットのほうが多くて、毛公開的な生活を送っているのだ。
★タイミングを見てベストなエコを!
このように、電気製品なども壊れた時に・・・というのはあるので時間をかけている事になっているのだ。
通信機器など契約の縛りなどもあることから、去年からその都度解約やMNPなどで安くなっているが、契約していた本数が多く、完全なシェープアップまでは今年の6月までの契約が終わる機種が解約できる時だろう。
生活改善にあたり、前提となる考え方や取り組み方などは、連載して書いてきたとおりだが、今後もその場の改善のテクニックや面白い考え方など新たな発見があれば、お伝えしていこうと思う。
特に、前回お話している、「自炊」という、書籍の電子化、パンフレットや書類の電子化などは、現在でも日々「クラウドサービス」というのが便利なサービスを提供している。
無料で試せるものも多いので、色々試して便利な使い方などがあれば、また紹介していく事にしよう。