マイクロソフトMessengerがSkypeに完全移行!
最近、幾度かマイクロソフトからMessengerのSkypeへの移行を即するメールが届いている。
マイクロソフトのメッセンジャーの画面を開くと『Messenger は近いうちに廃止されます。Skype に更新すると、連絡先情報を引き続き利用できます。』という、スカイプへの更新を即するメッセージが先日よりWebでも出ている。
この、『近いうち』というのは具体的にいつからなのかよく分からないが、Messengerユーザー宛のメールの内容からは、すぐにでも移行してほしいという感じが伺われる。
<以下、Messengerユーザー向けメールから内容を引用>
今日からサービス提供の停止までの状況については・・・
Messenger は、これまでと同様に利用する事が可能だが、パソコンで Messenger にサインインすると、アップグレードのバナー通知が表示される。
バナーをクリックすると、アップグレードのインストーラー ウィンドウが表示され、自動的に Skype がインストールされ、Messenger がアンインストールされる。
また、サービス提供の停止以降の状況については・・・
パソコンで Messenger を利用している場合、Messenger にサインインできないため、Skype にアップグレードする必要があるようだ。
サインインを試行し、表示された通知に従うと、自動的に Skype がインストールされ、Messenger がアンインストールされる。
モバイルデバイスではどうなるのか・・・
現在、Skype は iPhone と Android に対応しており。近日中に Windows Phone 8 でも利用可能と言うことだ。
モバイル デバイスに最新バージョンの Skype をダウンロードしてから、Messenger をアンインストールする必要があるらしい。
また、以下の様な内容も書かれている。
『数週間以内に、iPhone、Android、および Windows Phone 8 のモバイル アプリで Microsoft アカウントを使って Skype にサインインできるようになる予定です。 Messenger がインストールされているモバイル デバイスでは、しばらくの間 Messenger をご利用いただけます。』
筆者の場合、既にSkypeも利用しているのだが、一度ログアウトした状態で移行できるかを試してみた。
Skype名などの記入欄は空白のまま、右側の「Microsoftアカウント」というリンクをクリックするると、ワンクリックで簡単にログインが出来た。
表示しているのはSkypeIDで、プロフィールを見るとMicrosoftアカウントとFacebookのアカウントが紐付いている形になっているので、既に両サービスを利用している場合、移行と言うよりアカウントの統合という方が近いようだ。
会話をする相手も同じように移行しない場合(新しいSkypeIDでログインしている場合)は、ログインしているユーザーに表示されず、改めて参加のリクエストを送り直す必要があるようなので注意が必要だ。
また、今までのMessengerの会話をパソコン上に記録する機能があったのだが、その機能はSkypeには見当たらず、過去の会話履歴をインポートする方法も今のところ分からない。
もう一つ、WindowsでMessengerにつないだ状態で、リモートデスクトップでログインしているユーザーのパソコンを遠隔操作してメンテナンスをする事が出来たのだが、それもスカイプの機能では今のところ見当たらないので、実際に試してみないと分からないところだろう。
筆者のようにMessengerをSNS用途以外にも、パソコンの通信手段として使っている場合、同じサービスで提供されるのか不安はある。
また、また設定によりすべての機能がSkypeで使用出来るとしても、双方のパソコンのセキュリティー設定を変える必要も出て来るのかどうかなど、課題は残るような気がする。
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