連載03.データーを失うって?
このブログの記事は、公開されている2月7日の記事「クラウドのすすめ」から、クラウドについて連載中です。
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データを失う例としては、パソコンが物理的に壊れた場合と考えればわかりやすい。
機械的に動いているローカルストレージそのものが故障すると、保存していたデータは見られなくなってしまう。
パソコンは長年利用する事もできるが、HDDは消耗品と考えたほうが良い。一番壊れやすい部品だと思っても考え過ぎではないだろう。
そためにUSB外付けHDDなどを使い、バックアップをとって置くのが一般的だろう。
また、パソコンを複数台使っている場合、それぞれのHDDに同じデータをコピーするには、ネットワークでつなぐか、よく聞く方法ではUSBメモリースティックでコピーしてデータを移し替える。
無理やりわかりやすい例を作ってみた。
この場合、デスクトップパソコン(PC-A)のファイルをノートパソコン(PC-B)に出かける前(朝)コピーしたとしよう。
この日に(PC-B)で作業しファイルを更新したとする。
例えば日程計画というエクセルファイルを更新したとしよう。
帰宅して(PC-A)をいつものように立ち上げる。
ネットやメール、プライベートな時間だ。
そこで上司から電話が掛かってきて日程計画が変更になった。
今、立ち上がっているのは(PC-A)だし、どうせ変更になったのだから、 (PC-A)の日程計画というエクセルファイルに書き込んでおこう。
さて翌朝、このファイルのコピーを忘れると(PC-B)には変更前の日程計画があると言うことになる。
コピーするのを忘れたため、新しいデータは自宅にあるデスクトップ(PC-A)の中なのだ。
帰宅しないと最新のデータを見ることは出来ない。
もし、同じファイルを2台のPC間で自動的に同期できていれば、こういう問題も起こらないだろうと言うことだ。
ただ、この同期には注意すべき点もある。
(クラウド利用の注意点に続く)
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