File No.5:時代が変わったと思い知らされる
出世していた知人の話を聞くと、働くところが有るだけ有難いと思えるのだ。
彼は、大企業に就職してから出世して、高給取りになって・・・
高級車をもち自分の家を持ち(ローンだそうだが)、子供が出来て贅沢な暮らしを送っていた。
ほんの3年前までは・・・
部下を動かしているだけの高給取りの役職は今や要らないという事なのか、希望退職という体の良いクビを言い渡され、退職金を家のローンに当てたがまだ足りず、仕事を探してもそんな頭の硬い奴など必用としない起業ばかりで、今の時代、部下に指示など出さなくても、何をすればよいかという会社の空気は良く読める人ばかり。
働き口もなく失業保険も切れてしまったという、成功者のようでこれからどうするのかわからない状態や、ほそぼそと経営してきた中小企業の経営者であった知人も、今は会社もなくなりどうしていることやら・・・
そんなことを思えば、なんとか仕事もあり、こうやってブログなど書いてタイピングの練習をしているなどと言い、贅沢な生活を送れているのは奇跡のように感じてくる話ばかりが周りにある。
こうなると、やり甲斐などどうでもよくて、収入を得続けることを優先して考えなければいけないのではないだろうか。
「収入を得続ける」当たり前のようだが、非常に難しい世の中なのだ。
先日まで連載していたブログでも、大げさな危機管理や、万一のことなんてそんなに無いのでは無いかと思われたかもしれないが、大げさではなく、いつ突然に自分に襲いかかるか分からない状態であるという事なのだ。
だから・・・
「何とかせねば」いけないのだ!
いま、食えているうちに・・・
これからも食っていけるように!
まだ動けるうちに・・・
いつ動けなくなるかもわからないから!
今のままではなくて、新しいことを考えないとならない時が来ているのだ。
守るべき家族に守られて、今生きているのだから・・・
感謝!!
人間は、簡単には死なないのだから・・・・
やり甲斐を見いだせる仕事を・・・
いま!