クラウドの同期のタイミング
・同期できていなかった
出かける前に慌てて「Evernote」に保存して、移動中に見ようと思っていたデータが有る。 同期ボタンを押したつもりが、同期中にMacをサスペンドしてしまったらしく、クラウドに同期がとれていない。作業自体に時間がかかっていたので保存に関してあまり気にしていなかった事も原因だ。 つまり、Mac上で保存されて入るのだが、出先で見れないという事態が起こった。
・普段は純正のメモ帳で下書き
OS純正のメモ帳などの同期は結構頻繁にしてくれる。「Enter」を押す毎にしているのかと思うほどで、バッテリーで使用している時などはこれが逆に気になる。 しかし、どんな急用でラップトップを閉じたとしても、ほぼ確実に同期がとれている。 ほぼというか、同期がとれていなかったことは今まで無いのだ。 ならばそれを使えば良いじゃないかと言う事なのだが不便があるのだ。
・Windows出身なもので・・・
しかし、メモ帳ではネストの階層が作れないので、最近では利便性の高い「Evernote」に直接書くようになってきた。 以前のようにメモ帳や自分宛のメールに下書きして、書き終えてから「Evernote」にコピペするという方法をとっていたのだが、内容が煩雑になって来るとメモ帳がいっぱいでデータを拾い切れなくて困るのだ。 便利なものはリスクを犯してでも使いたいという気持ちが、資産を失うことになってしまうこともあるのだと言う事。 Windowsのフォルダ管理方法の様に深い階層でグループ分けされた管理方法で育って来たので、タグをつけてソートするという方法に変える事に慣れていないのがいけないのだろう。
・危機管理は必用かも
しかし、便利とはいえ「Evernote」に直接書く方法では、間違えて内容を消してしまって同期してしまえば元に戻せなくなるという事が以前あったのだ。 ノート自体を削除した場合は、ゴミ箱から戻せばよいのだが、ノートは残して内容だけを消してしまった場合、元には戻せない。 失敗をしてしまった時は、4,000文字程の内容を一瞬にして失ってしまって、心がポキンと折れた音が聞こえてきたようだった。 クラウドサービスは、内容を消して上書き保存してもゴミ箱から何世代かのヒストリーを探して元に戻すことが出来る。 「Evernote」はファイルではなく直接テキストを書き込めるメリットがある分、このようなリスクも有るということだろうか。
何れにしても所詮電子データなので、作業している人間を含め、どこかでエラーが起こると内容は消滅する事もある。 万が一に備えた危機管理を行い、書いている文書の複数バックアップを取る様にしないといけないのかもしれない。