File No.3:人間は生きる為に働くのだ!
誰も生まれる前から、働く目的で自分の意思で誕生した人はいない筈だ。
ましてや社会貢献など生まれる前から解るはずもない。
教育を受けて社会を分かってくるに連れてそのような事は感じてくるのだろう。
生まれたくて生まれた人もいないだろうが、うまれてきた以上は生きていくしか無い。
子供の頃は親が育ててくれたのだから、自分が社会で生きていく知恵は本能としては持ち合わせていない。
眠くなるから寝るように、お腹が空くから物が食べたくなる。
親が与えてくれる餌はいつまでも続くはずがない。
ならば、自分で餌を得なければいけないのだ。
そのために、お金が必用だという事も分かってきて、お金を得るためには働けば良いと考えるようになる。
だから皆、働いているのだろう。
働くために生きているのか、生きるために働いているのか分からないが、それが自然の流れだと感じているから、何の違和感もなく人間は多分、生きるために働いているのだろう。
•今、生きている事。それが目標達成?
だとしたら、今の歳まで生きている事自体が成功した証なのではないだろうか?
普通から貧乏寄りの家庭に生まれ、それなりに育ってきて、それなりに生きている。
別に大金持ちになりたいとも、大豪邸に住みたいとも思ったこともない。
なのに、働き続けていると昇給もしてある程度収入も安定してくる。
すると、それなりの贅沢な生活になり結局お金は残らない。
お金を残して死んでもしょうがないだろうと思い、生きてきている。
宵越しの金は持たないなどという事が、かっこいい事かと勘違いしながら・・・
(File No.4に続く)