論理的なコミュニケーションがすべての仕事上に必要か?
論理的な話しには、必ず結論が必要になってきます。
普段仕事をしていて論理的じゃなかったと思う事はありませんか?
報告、連絡相談、指示、アドバイス、説明、提案、交渉、会議やトラブル解消などのコミュニケーションで役立てるために、私たちはロジカルシンキングを身に付けようとしているわけです。
しかしビジネスシーンではすべてのコミュニケーションにおいて論理的ではない方が良い場合もあります。
たとえば、悩みの相談を受けたり情報を交換するときなどは、理屈っぽいアドバイスを受けても良い印象は持てない事もありますので、必ずしも論理的である必要はありませんね。
また、企画会議などディスカッションの場面では、理屈抜きで自由に発言したほうが合理的な場合もあります。
そして、情報交換の場合などはどちらが良いのかわかりにくいケースでしょうが、情報を正しく伝えるという事はいずれにしても必要になります。
話しの構成としては、正しい情報の話しと論理的な話しは同じではありません。
では何が違うのでしょうか?
論理的な話と、非論理的な話との大きな違いは結論があるか無いかという事です。
どんなに正しく正確に相手に話をしても、「で?」というように結論が何なのか問われてしまうのは、話に結論がないからなのです。
投げっぱなしの発言ではなく、 必ず結論を付けて、その結論に結びつくように話しを進めたいものです。